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by kisamahazuraka
「意志の力の8段階」
◇意志の力は、8つの段階に分ける事が出来る。

①無気力
 自分の目標がどこを向いているのかさえ知覚できない段階。
周囲で起きる出来事や自分自身の成長に対して興味を持つだけのエネルギーもなく、喜怒哀楽を表現したり、自分の意志で主体的に生きる事を学べない。
つまり、自分の意志の存在それ自体が理解できていないと言える。
他人との関わりにも対応できず、相手が何をどのように感じているのか知覚できない。
 仕事および人間関係において成功する可能性は極端に低く、他人や周りの肯定的エネルギーを奪い続ける。

②無関心
 意志の力は正常に働いているが、物事に対して意識的に責任を取ろうとしない段階。
傍観者的で白けていて、何が起きてもその対処を避ける傾向がある。
人間関係でも、人の話に耳を傾けたり、自分を正直に表現したりしない。
何らかの恐れを持ち、その恐れや固定概念に縛られて、意志の力が身動きの取れない状態。
共感性に乏しく、不正直で仕事および人間関係において成功する可能性は低く、周りの肯定的エネルギーを奪い続ける。

③願望
 この段階では、現実を忘れて幻想を追い求めていくような、夢想家の状態が続く。
現実に対して極めて敏感で傷つきやすく、その傷への恐れから、逃避の傾向さえ出てくる。
眠りの中で夢を実現しようとするような願望や欲求を持つ段階。
環境に影響を受けやすく、主体的に周りを変革していく意志の力は見えない。
他人に依存的で被害者になり易く、かと思うと突然否定的な一面を出し、周囲のエネルギーを奪ってしまう。
自分が源という意識に欠けている。

 願望は、色々なタイプに分かれています。代表的な例を挙げていきます。
 1)夢想的願望
 実は本当には少しも目指しておらず、意識として望んでいるだけの状態です。
 お金が欲しい人が多いのですが、そのほとんどは、いくら欲しいかと聞かれれば答えられません。
 いつまでに、どんな目的で、いくら欲しいのか、実際の目標や計画、方法がないままになっているのが夢想的願望の特徴です。
 2)求待的願望
 周囲、あるいは他人が与えてくれる事を要求して待っているだけで、これも自分が目指して行動しようとはしていない状態です。
 体裁として、「自分は頑張っているのだが、誰かのせいでうまくいかない」という形を取ることが多いのも特徴です。
 その「誰か」がこちらの都合にあうように変化したり、欠点が直ったりする事を条件に達成を考えています。
 結局まわりから見れば、諦めているか、その気がないのか、出来そうにないまま放置しているのと同様です。
 「自分には、どうしようもない」と言い張るような状態です。
 3)話材的願望
 話の種として自分の願望を材料にして、本当は、話し相手が欲しい、会話が続いて欲しいというのが動機です。
 したいができない、こうしたいが難しい、なかなか達成できない、等の悩みの話題によって、人との対話を、しかも自分の事に関する話題で続けたいのです。
 従ってこのような意志のレベルの人に相談に乗って知恵を貸してあげても、余り本気で理解して実行しようとしません。
 本人だけでなく付き合う人の時間まで、無駄にしてしまう害があります。
 4)自己誤認的願望
 自信過剰という言葉があります。自己イメージ、つまり自認の自己と実態の自己とのズレが大きくて、本当は、自分で思っているほどの高度な勤勉さや忍耐、適応性などがない場合です。
 他の人がそれまで見て判断した、出来ないという予測の方が当たっていて、案の定出来ない場合です。
 受験生でレベルの高い学校を目標においてはいるが、日頃の勉強時間や態度から見て難しい場合です。
 そんな時、確かに当人はやれるし、やろうと思っているのだが、実態の自己にとっての困難度の自覚が欠けているために、必要に比べて小さな覚悟しかありません。
 見せかけ上の障害や失敗原因はいろいろあるにしても、意志薄弱による挫折に類する形がほとんどです。

④理解
 理解しているという段階で、行動に結び付けるほどの意志の力は無い。
目標に対して行動する必要性を感じながら、論理で逃避するという状態を繰り返している。
常に結論を懐の中に持ち、障害や言い訳でその結論を反古にする。
 目標に対する責任を持続させる事が出来ず、安易な妥協に終わってしまう事もある。
一歩前進すべきがどうかを頭の中で判断している状態。
ストレスも多く、いつも自分の中で葛藤するものがある。つまり分離の状態が続くのである。
この段階では現状を変革する力はなく。自らのエネルギーや可能性を自らの判断で奪ってしまう。

⑤同意 (志の芽生え)
 目標に対して行動する必要性を理解し、且つ、行動を起こそうと体を一歩前に乗り出した段階。
この段階では、多くの不安や恐れといった否定的感情が伴い、その為に本来の意志の力が発揮できない状態が続く。
周りを変革する意志、目標に立ち向かう意志は明確だが、その壁の大きさによっては停滞してしまう状態が続く。
 しかし、この段階にいるリーダーは、責任を持続させる。俣、自信に乏しい反面、共感性に富み、主体的に生きようと心がける。
人間関係や仕事に対する成功の可能性を持ち、信頼を勝ちうるだけの意志の強さを持続させる。
前向きで肯定的なエネルギーを静かに周囲に与えている。

⑥使命感の芽生え
 仕事が好きで、打ち込む事ができ、そのために費やす努力は余り苦にならない。
 仕事に励んでいる時に喜びを感じる。自分の人生に力を湧き起こさせる憧れ、ロマンが芽生えている。
 今の仕事をずっと続けたく思い、その道を、自分が納得するまで究めたい気持ちが強い。
 今の仕事を諦めるのは嫌だが、その仕事が本当に掛け替えのないものかどうかは分からない。

⑦燃え上がる使命感、コミットメント(本気)
 自らの持つ潜在能力を、より効果的に発揮している段階。今の仕事が自分の存在価値の発揮であるという自覚がある。
 自分が完全燃焼できる道は、正にこの仕事である。この仕事に生涯を捧げても悔いはない。
 その目的を奪われるのは、どん底に突き落とされるのと同じである。
いつでもどこでも全力投球で、目標に向かって厳しく成果を追い求める。
 この段階にある意志の力は、右へも左へも一歩も動かない。ただ、決意・決断した方向に邁進するという状態を持続させる。
自分に対して100%責任を持ち、障害や不安や恐れに対しても挑戦していく。
燃える状態を意志の力が創り上げ、成功への可能性の道を切り開いていく。
人間関係や仕事に対する成功の可能性も高く、その成功体験が次の成功へのターゲットを創り上げていくという段階である。
 エネルギーは高く、それを周りに100%与えている状態。

⑧本望といえる使命感、信念
 この仕事をやるために生まれてきたと思える。この仕事を辞めるなら生きていても仕方ない。
 力尽きるまで、そのために活動し続ける。有効な一助となるなら如何なる苦労もいとわない。
 そのためには命を捧げても良い。必要なら危険を冒し、死んでも本望である。
 それが完全に出来たら、この世に思い残す事はない、達成半ばで自分が死んでも同士がやりとげるという確信がある。
 この段階に入ると、その人の存在そのものが、周囲を変革させる。
目標に対しては、その人の意志の力に倍して周りの意志が動き始め、目標を100とすると、創り上げる成果は120にも200にもなる。
他人が見て大変だと思う事でも、この段階に入ると伸び伸びと楽しめるようになる。
存在そのものが意志の固まり、という風に、どんな状態にあってもびくともしない、大きなエネルギーを貯えている。
 努力という観点を超えて全体のバランスの中で成果を創り上げ、行動も極めて静かで自然体、しかも深遠である。
行動よりも存在そのものにエネルギーがあり、周りの多くの人たちに安らぎ、尊敬、信頼、意欲を与え続ける。
# by kisamahazuraka | 2005-12-28 00:26
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